松井秀喜さんが子ども向け野球教室で語った内容が素晴らしい!

2017年6月25日(日)に、松井55ベースボールファウンデーション主催の子ども向け野球教室で松井秀喜さんが子どもたちの質問に答えた内容が素晴らしかったのでご紹介いたします。

Q. 小学生の頃は何回素振りをしていましたか?

A. いい質問だねー。あんまりしてなかったけどね(笑) 100回くらいかな。

でもね、数じゃない。気持ちを込めてちゃんと振る。ただ振るのは簡単だから。

気持ちを込めて振る。回数はどうでもいいから。そっちの方が大切だから。

 

Q. なんでそんなに打てるんですか?

A. やっぱり練習するしかないよね。

それで「いいバッティングをした」「今のはダメだった」そういうのを一回一回反省して、「今のは良かった」というのをどんどんどんどん増やしていく。

そういう積み重ねだから。そしたら、打てるから。

 

Q, どうしたらアウトコースを力強く打てるんですか?

A. アウトコースでもインコースでもちゃんとボールが来るのを待って、軸足にためて、アウトコースだったら、こっち(アウトコース)に出す。インコースに来たら、バットをこっち(インコース)に出す。それだけだから。

あまりアウトコースとかインコースとか考えない方がいい。

ボールが来たところに力強くスイングする。

 

Q. 僕は心が弱いのですが、どうすれば強くなりますか?

A. 自分だけが弱いって思わない方がいいんだよね。

みんな弱い。僕だって、子どもの頃は、打席に入ってすごい緊張した。

それが当たり前だと思えばいい。緊張するのは当たり前だから。

緊張した中でしっかりやるにはどうしたらいいか。

常日頃から自分が何に集中すべきなのかということを考えていれば、緊張したりしないから。

ちゃんと意識することを意識して、練習でも試合でも同じ気持ちでやれば、だんだん緊張しなくなってくるからね。

 

Q, 少年野球の時にバッターボックスで何を考えていましたか?

A. いやー、いつも打ちたいってそればっかり考えていたよね。でも打てない時はいっぱいあった。

でも、結果ばっかり考えていてもなかなかうまくいかない。先に結果を考えちゃうと。

だから、バッターボックスに入ったら、「自分は何を狙っていくんだ」「甘いボールを狙っていく」「ストレートを狙っていく」。そっちを意識した方がうまくいった気がする。

「打ちたい」「打ちたい」でうまくいったことはあまりない。

打席に入って心の中を整理して、「ここに来たら絶対打つんだ」そういう気持ちでいったほうがいいような気がする。経験上ね。

 

難しい内容やたくさんのことを伝えて混乱させてしまわないように、わかりやすい言葉で、本質的で大事なことを子どもたちの心に届くように伝えている姿がそこにありました。

子どもだけでなく、野球のことだけではない、私たちが日々の仕事や生活に向き合う姿勢にも通じる素晴らしい内容でした。

あなたのパーソナルコーチ
篠原伸介


(画像:Matsui 55 Baseball Foundation, Inc.より)

 

<松井55ベースボールファウンデーションとは>

読売巨人軍、ニューヨークヤンキースで活躍した松井秀喜のNPO。「少年少女野球の発展および普及」「野球を通じての少年少女の健全育成」を理念とし、野球というスポーツ、そして応援して下さったファンの皆様への恩返しの一環として2015年に設立。

ウェブサイト:http://matsui55.org/

 

<松井秀喜プロフィール>

生年月日:1974年6月12日
出身地:石川県
身長・体重:188cm/95kg
最終所属球団:ニューヨークヤンキース
[受賞歴/経歴]
MLB:ワールドシリーズ優勝1回、ワールドシリーズMVP1回、オールスター2回 等々
プロ野球:日本シリーズ優勝3回、日本シリーズMVP 1回、リーグMVP 3回、オールスター9回 等々
その他:国民栄誉賞(2013年)

ABOUTこの記事を書いた人

パーソナルコーチ。株式会社SKIP 代表取締役。システム開発会社にて通信分野のシステム開発・企画を経て、独立。パーソナルコーチングの他、個人や企業のメディア戦略をサポートしている。