天才バカボン
赤塚不二夫さんの漫画「天才バカボン」
その漫画の中で、主人公・バカボンのパパの常套句としておなじみなのが、「これでいいのだ」という言葉。
天才バカボンには次のような秘話があるという。
バカボン秘話
バカボンのパパは早稲田のとなりのバカダ大学の秀才だった。
同期のママと結婚して子供ができた。
うれしかったパパは病院へかけつけると、生まれた子供は頭のうしろがぜっぺきのダウン症の子供だった。
ショックのパパはふらふらと道に出て、車にはねられてしまう。
つよく頭を打ったパパは起き上がった時に一言。
「これでいいのだ。わしはバカボンのパパになるのだ。」とさけぶ。
以後、名前もなくなりバカボンのパパになり、いつでもこれでいいのだといって歩くようになったという。
「これでいいのだ」
この言葉は、この世のすべてを受け入れる、まさに悟りの言葉です。
その「これでいいのだ」をテーマにした本がこちら。
これでいいのだ(野口法蔵 著)
バカボンとは、サンスクリット語でブッダのことで、天才を意味します。
自己の意識を自由にあやつる天才。
これさえ唱えていれば天才になれるような気がします。
これでいいのだを手にしたら、すでにあなたは天才バカボンです。
この本は詩のような文体になっており、「これでいいのだ」が、二百回近く出てきます。
これでいいのだといっているとすべてがうまくいってしまうのだだからこれでいいのだ!
二百回も口にしていると、自然とマントラ効果が生まれてくるでしょう。
「これでいいのだ」
ぜひ声に出して読みたい本です。