電子書籍はいま大きな転換点に来ている

2010年「電子書籍元年」

2010年は「電子書籍元年」と呼ばれました。

Kindle無料アプリやiPadなどのタブレット端末が次々とリリースされ、これからは紙の書籍が電子書籍に置き換わると言われました。

 

それから6年が経ちましたが、現在の状況はどうでしょうか?

 

多くの人にとっては、思ったほど拡がっていないと感じるかもしれません。

しかし、その水面下ではじわじわと展開してきました。

 

出版物の深刻な不況

ここ数年、紙の出版物の不況が深刻な状況になっていますが、その一方で電子書籍への関心が高まってきています。

日本では電子書籍が広く普及する以前に、携帯電話で読む「携帯漫画」が親しまれてきました。

 

国内の電子書籍市場では、この漫画というジャンルが牽引しながら、雑誌、そして一般書籍へと続く構図として拡大しつつあります。

本格的な展開のためには、この一般書籍の展開が大きなポイントになってくるでしょう。

 

Amazonによる「Kindle Unlimited」スタート

また、2016年8月には、Amazonによる「Kindle Unlimited」という定額制の電子書籍の読み放題サービスの提供がスタートしました。

このUnlimitedのビジネスモデルは、今後、出版業界のビジネスモデルを大きく揺るがすものになるかもしれません。

 

このように電子書籍を取り巻く環境は、いま大きな転換点に来ているのです。

 

篠原伸介

ABOUTこの記事を書いた人

パーソナルコーチ。株式会社SKIP 代表取締役。システム開発会社にて通信分野のシステム開発・企画を経て、独立。パーソナルコーチングの他、個人や企業のメディア戦略をサポートしている。