恐れの感情を理解する

人には、できるだけ現状を維持しようとする力が働いています。

それは、リスクを避け、自分を守るための本能的な力です。

自分を変化させていきたいと思う一方、今の環境をできるだけ変えたくないという相反する力が無意識に働いているのです。

 

以前、システムエンジニアとして企業に勤めていた時にも、システム開発プロジェクトの中で、それを感じることがよくありました。

 

システムを開発していく上で、仕様変更や予期しない現象が発生することは日常茶飯事です。

また、より良いシステムにしていくためには、常にシステムを改善することが求められます。

しかし、現状のシステムをより良く改善していこうとすると、プロジェクトメンバから反発されることも多いのです。

 

気持ちはすごくわかります。

毎日遅くまで仕事をして、これ以上仕事が増えるのをみんな恐れているのです。

システムをより良くしていきたいと思う一方、できるだけ今の状態を変えたくないという気持ちが生まれてくるのです。

 

このように、反発や怒りの感情の裏側には、恐れの感情があることも多いのだと感じています。

 

そんな時、「この人は何を恐れているのだろうか?」と想像します。

そして、その恐れの感情を埋めるように努めるのです。

 

そうすることで、相手の恐れの感情が緩和され、同調してくれる経験を何度もしてきました。

 

もしそのような状況に直面したら、「この人は何を恐れているのだろうか?」と想像し、その恐れの感情を埋めてあげてください。

 

もちろん、恐れの感情は自分の中にもあります。

だから、それは自分自身にも言えることなのです。

 

あなたのパーソナルコーチ
篠原伸介

ABOUTこの記事を書いた人

パーソナルコーチ。株式会社SKIP 代表取締役。システム開発会社にて通信分野のシステム開発・企画を経て、独立。パーソナルコーチングの他、個人や企業のメディア戦略をサポートしている。