なんだ、大切なことは2500年も前に老子が語り尽くしているじゃないか by ラブ、安堵、ピース(黒澤一樹 著)

ラブ、安堵、ピース(黒澤一樹 著)

今回ご紹介する1冊は、「ラブ、安堵、ピース(黒澤一樹 著)」です。

著書の黒澤一樹さんは、以前は「雲 黒斎」という名で活動をされていた方で、目に見えないものの話や哲学の分野の難しい内容もとてもわかりやすく説明してくださる稀有な方です。

 

私も著者を何冊も読ませていただいていますが、特に「あの世に聞いたこの世の仕組み」「もっと あの世に聞いたこの世の仕組み」は、何度も読み返している本です。

また、阿部敏郎さんとの共著「降参のススメ」「降参のススメ(DVD)」もおすすめです。

 

東洋哲学の原点・超訳「老子道徳経」

今回は、紀元前6世紀頃の古代中国の老子の「老子道徳経」を丁寧にわかりやすく解説してくれています。

私もいくつかの「老子道徳経」を読みましたが、それらのどの本とも異なり、黒澤さんが真理を理解しているからこその視点なのだと感じました。

 

今回は、その中でも、特に心に残った一節をご紹介します。

第40章 タオの原理は「原点回帰」の一部を引用させていただきます。

 

タオの原理は「原点回帰」

心から、

喧騒が消えると「静寂」になる

曇りが消えると「明晰」になる

強がりが消えると「素直」になる

欠乏感が消えると「感謝」になる

焦りが消えると「ゆとり」になる

恐れが消えると「安堵」になる

分離が消えると「ひとつ」になる

こだわりが消えると「流れ(変化)」になる

 

それは全部、「元」の姿。

ほら、人が求める幸せは、「獲得や成長の先」にあるものではなく、

あらゆるものを手放した、僕たちの原点にある。

 

手放したところにそれはある

わたしたちは、すぐに何かを得ようとしてしまいます。

しかし、真理は手放したところにあるのだと教えてくれています。

 

幸せは、獲得や成長の先にあるものではなく、あるゆるものを手放したところにもともとあるものなのだ、と。

 

そして、人は混乱の時ほど、焦ってなにかをしようとしてしまう。

それは、泥水の中で動き回るほど、逆に水は濁ってしまい、一向に水が澄むことがないようなもの。

 

だから、混乱のときほど、コントロールしようとしないこと。

それは何もしないということではなく、落ち着いて静かに流れを見るということ。

 

真理は、探すのではなく、そこにあるのだということを教えてくれています。

 

今の時代に求められている書

全81章。

ストーリー仕立てで、読みやすい。

しかし、その一つ一つで伝えられていることはとても奥深い。

 

老子道徳経は、かなり古い時代に書かれたものだが、まさにいまの時代に求められている書だと感じます。

だからこそ、いま何度も読み返して、真理を理解したいのです。

 

なんだ、大切なことは2500年も前に老子が語り尽くしているじゃないか。

 

どうぞご参考にしてください。

 

あなたのパーソナルコーチ
篠原伸介

ABOUTこの記事を書いた人

パーソナルコーチ。株式会社SKIP 代表取締役。システム開発会社にて通信分野のシステム開発・企画を経て、独立。パーソナルコーチングの他、個人や企業のメディア戦略をサポートしている。